ネットスーパーやネット通販など、主婦やご年配の方までインターネットでお買い物をする時代。
小回りの利く軽貨物輸送はもはや生活に欠かせない存在で、これからも発展し続けていく業界となっています。
昨今では運賃や労働条件も見直され、運送業界全体が改善の方向に向かい、働きやすい環境へと整備が進んでいます。
ドライバーのお仕事は「配達」ですが、ただ配達すればいいという訳ではありません。
人と接する仕事であるため、「人と接することが好き」「相手のために頑張りたい」といった方が向いています。
もちろん良いことばかりではなく大変な仕事でもありますが、人に感謝を直接いただけて喜ばれることが、この仕事の醍醐味であり、やりがいです。
支払い条件を必ず確認しましょう
「○○万円稼げます!」「○○万円以上も夢じゃない!」といった甘い言葉を鵜呑みにして勢いで契約せず、差し引かれる物など支払い条件を確認して、本当にその会社が誠実な会社なのかを確認してください。
実際に働いて給料が振り込まれる段階になってから、「なんでこんなに差し引かれるの?」「話が違う!」といったトラブルも多数見かけます。
そうなる前に、自身で予防しておきましょう。
契約内容は細部までしっかりチェック!
契約書に不当な記載がないか、少し面倒ですがきちんと細かくチェックしましょう。
よく確認しないまま契約書にサインしてしまい、不当な契約内容で苦労しているドライバーさんをたくさん見ています。
契約を交わしたあとで「こんなはずじゃなかった」「こんな内容で契約してない!」とならないように、サインをする前にきちんと確認しましょう。
金額が変動するかどうかも要確認
「いろんな名目で差し引かれて、手元には売り上げの1/4しか残らなかった」、なんてことも聞いたことがあります。
加盟料、書類作成料、管理手数料など、さまざまな差し引き金額がありますが、本当に必要なのかわからない名目がないかチェックしてください。
また、その金額は一律で変動がないかも確認してください。今実際に働いている方の支払明細を見せてもらうのがベストです。
金額が毎回正しく計算されているか、必ず確認を
会社支給のガソリンカードの使用明細のほか、自分がこなした仕事の給料なども、きちんとメモを取って明確にしておきましょう。「自分が使用した以上のガソリン代が請求された」「こなしたはずの仕事量よりも振り込まれた給料が少ない」。そんな悲しい話も実際に聞きます。
あらかじめ記録しておき、明細に不透明な部分がないか確認しましょう。
悲しい思いをしてもらいたくありません。
運送業界のなかには大変残念なことに、不誠実、不透明な会社も実際に多数存在します。
せっかくこの業界にチャレンジしようと思っているドライバーさんに、悲しい思いをしてもらいたくありません。
上記の内容をきちんと把握したうえで良い会社を選んで、ドライバーライフを充実したものにして欲しいと思っております。